さて、二月も後半に差し掛かり、なんなら他の月より日数が少ないからもう終わり掛けてるようなもんですが、宮城県、岩手県、石川県のラジオでは現在「ライ麦畑で抱き締めて」がパワープレイされています。一ケ月の間、毎日放送されてるみたいで本当にありがたいですね。僕のところにもCDの発注があって、ちゃんと効果あるんだなあって実感していたとこです。引き続き頑張りますので宜しくお願いします。

 唐突ではありますが、今週は僕の持論のようなものについて話してみたいと思います。結論から言いますと「音楽は格闘技」だなってことです。ミュージックイズバトルなわけです。なんか馬鹿っぽいけど。総合格闘技なんかのニュアンスですね。どういうことかなあって思う方がいらっしゃるはずなので、もう少し説明したいのですが、要はバスケットボールと野球は闘えないけど空手と柔道は闘えますよねって話です。キックボクシング、ボクシング、空手、テコンドー、柔道、合気道、レスリング、相撲とかの格闘技のジャンルは同じリングの下で闘うことが出来るわけですね。これってもう男の子はワクワクしっぱなしなわけですね。非常に面白い。例えば、ボクシングの選手がキック対策や投げ技対策をしなくちゃいけなかったり、空手の選手が寝技対策をしたり関節技対策をしたりしなければならない感じですね。同じジャンル同士で闘うのとは緊張感が違いますよね。やっぱり何か重くて熱い気持ちをを背負ってると思うんですよね。時々、テレビなんかで格闘技をやってると普段はお笑いしか観ないくせにちゃっかり観戦してますね。

 音楽も同じでいろいろなジャンルで闘えるわけですよ。ラテンとロックはどっちが格好いいのかとか、ジャズとクラシックはどっちが素晴らしいのか、そんな感じでしょうかね。徒花プロジェクトの楽曲の1曲のなかでだってロックとラテンとジャズが融合していたりするわけでね。そこに何か音楽の面白さのようなものがあるような気がします。

同時代のバンドがヒットチャートで競い合っていますし、音源においてはリスナーが審査員となって過去のものと現在のものを聴き比べることもできますよね。ジャンルの壁や年代の壁、国境の壁を取り払えるのが音楽の素晴らしいところですよね。一つ難点があって音楽の場合、勝敗が明確ではないんですよね。ダウンしたりしないから。体調とか気分、シチュエーションによってかなり左右されてしまうのです。その点、格闘技はすっきり勝敗が決まるので爽快ですよね。なんでこんな話になったかっていうと最近筋トレしてるからでしょうかね。ご機嫌よう。