夢幻泡影
作詞:及川貴輝
作曲:及川貴輝
流れる水の音だけ聞こえてくる宵闇
吸い込まれる灯籠の薄い光の中
酔えど欲しがりて蟻と蜜の如く
湯屋と忘れてはなりませぬ
苔のむす岩屋の陰で
千代にやちよにに求め合う
君の住むその森の奥
僕は迷い込んだままで
目を閉じる
単衣姿焼き付いて離れない午後の雨
仕切られたその小部屋でまぐわう白昼夢
声を顰めても止まぬ柘榴遊び
縁は糸車漫ろなり
泡にまみれた白い肌
髪を留める慣れた仕草
君は微笑んで手を振り
僕は秘密を抱え込む
寄り添って
苔のむす岩屋の陰で
千代にやちよにに求め合う
君の住むその森の奥
僕は迷い込んだままで
泡にまみれた白い肌
髪を留める慣れた仕草
君は微笑んで手を振り
僕は秘密を抱え込む
寄り添って