浅草ミドリトニック
作詞:及川貴輝
作曲:及川貴輝
薄化粧香る夕涼みの頃
待ち合わせた提灯の下
「林檎飴が食べたいな…レコード屋も見に行こう…」
黒眼に映る景色移り変わる
風車が回る様に
「そんなにじいっと見ないでよ…なんだか照れてしまうよ…」
編んだ髪のあなたが愛しくて
横顔に見惚れていた
「早く起きて編んだんだ…久し振りに会えるから…」
浅草をあなたと歩いたこと
お蕎麦屋でクリームソーダを飲んだこと
仲見世で寄り添う二人の影
さよならは言えずに
突然の雨降り 曇る横顔
軒下に照る照る坊主
「雷様が居るから…おへそは隠しとこうね…」
蝸牛見つけて戻る微笑み
遠くで空が光っていた
「地面の匂いがするね…私も雨は好きけど…」
凪いだ風に揺られて恋しくて
後ろから抱き締めていた
「ねえいきなりどうしたの…でもこのまま少しだけ…」
路地裏であなたと迷ったこと
蔵人でミドリトニックを飲んだこと
二杯目は電気ブランでも飲みましょう
さよならの代わりに
偶然を装う共犯の二人
「離して……離さないでよ……」
浅草をあなたと歩いたこと
お蕎麦屋でクリームソーダを飲んだこと
仲見世で寄り添う二人の影
さよならは言えずに
路地裏であなたと迷ったこと
蔵人でミドリトニックを飲んだこと
二杯目は電気ブランでも飲みましょう
さよならの代わりに