オカルトブーム

　地震について検索すると関連ワードで「予言」って出てくるんですよね。地震の情報が欲しくて検索を始めたのに予言が気になってしまい、地震そっちのけで予言を見漁っていました。実にたくさんの人が予言をしていて、実にたくさんの人がそれについてコメントをして、実にたくさんの人が外していました。気が付いたら30分ほど経過していて、僕の頭の中はオカルトに支配されていました。結局は、こういう根拠のないものが好きなんですよね。

　オカルト情報の中には興味深いものがあって今日は「未来人さん」について書いてみたいと思います。未来人で検索すると「2062年から来た未来人さん」「2036年から来たジョン・タイター」「2058年から来た原田さん」っていうお三方が有名で、まとめサイトなども沢山ありました。タイムマシンの理論、並行世界、他世界解釈、タイムパラドクスなど僕のＳＦ心をくすぐるワードの数々。これは「ジョン・タイター」を検索してもらえるといいかなあと思います。パラレルワールドという曲を書いた時、そんなことを色々考えていたな、というのを思い出しました。

　未来人さん、原田さんは日本人で、後の日本について断片的にですが色々と書いてくれています。例えば、平成の次の元号とか、第三次世界大戦は起こるのかとか、これからの総理は誰になるとか、どんな技術革新があるかとか、地球環境はどうなるかとか、そんな情報が書いてありました。根拠はないけどリアリティがあって、単純に読み物として面白かったのです。2時間くらいはあっという間に潰せます。

　僕はある程度、これらの情報を鵜呑みにした後、一つの仮説を立てるわけです。現在、歴史上に名を残した偉人とされる人は未来人じゃないのか、と。聖徳太子の一度にたくさんの人の話を聞く能力とか、卑弥呼の占い能力とか、iPhone作った人の発想とか、これは未来からもたらされているのではないか、と。そして、未来生活が通常に営めるように少しずつ歴史を変えているのではないか、と。

　久しぶりに少年のような気持ちでわくわくしながらサイトを見ていたんですよね。今週はただのネットサーフィンの話になってしまいましたね。ああ、楽しかった。確かドラムス白倉くんもこの情報見ていたはず。あとで話してみよう。

　じゃあ最後に僕も一個、予言しておきますね。

　きっと皆幸せに暮らせますよ。