終わったので書いてみようと思う。突然の話で申し訳ないのだが、僕はハロウィンが嫌いである。というのもヤツはいつからやってきたのだろうか? 子どもの頃からその行事については知っていたような気がするが、ここまでニュースになるような乱痴気騒ぎのイベントではなかったような気がする。と言っても、僕が子供の頃はTwitterなんかもないわけで、渋谷じゃ大騒ぎだったのかもしれないけど。僕のイメージだと、仮装した子供達が「トリックオアトリート(お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞ)」と言って近所の家々を回るイベントと認識している。そう、スヌーピーの漫画に出てくる一コマなのである。もちろん、子供達がもらうお菓子はキャンディやクッキーである。決して大人の為の乱痴気騒ぎではなかったはずである。ここ数年、日本のハロウィンは雲行きがおかしい。何というか外来種の生物が急激に日本で勢力を伸ばしているような感覚になる。なんというか侵略されているような気分になるのである。僕は同じような理由で、関東でやる恵方巻きもあまり好きではない。節分があるじゃん、と思う。
日本人のマナーの悪さを嘆く声がニュースで流れている。TwitterやYahoo!ニュースなどにも色々な意見が書いてある。過激な仮装、痴漢被害、ゴミだらけになった街だとか、それを掃除している人だとか、軽トラックが横転したことについて今年は触れられている。日本人の民度についても書かれている。ネットに意見を書き込むことで何かが改善するのだろうか? 僕はハロウィンには近付くことはないだろうし、迂闊に渋谷に行くこともないから関係ないんだけど。ネットには日本のハロウィンを嘆く声がたくさんある一方で、乱痴気騒ぎが収まることもない。ネットで嘆きの書き込みをした後、皆渋谷に向かっているのかもしれない。
不思議に思うことがあるんだけど、どうして渋谷に手榴弾を投げ込むヤツや爆破予告をするヤツは出てこないんだろう? 南瓜型の爆弾がお洒落かも。テロが起こって、何百人も何千人も死ねば次の年からハロウィンはきっとなくなるのに。それにあんなに人が集まるわけだから政治的秘密結社からすれば絶好のチャンスだと思うんだけどな。騒いでる人の気持ちも分からないわけじゃないんだけどね。祭りって不景気だと盛り上がるらしいからね。時間もなくてお金もなくて打ち込むものがなければ、祭りに興じるしかないのかも。つまり、僕に音楽がなければハロウィンを楽しめるような人間性になれたのかもしれないな。まあ、個人的にはお菓子も要らないし、悪戯も要らないから、静かに暮らさせてくれよって感じだけどね。ハロウィンを乗り越えたら次はクリスマスが待ってますね。サンタさんの仮装をして誰か渋谷のラブホテルに爆弾を投げ込んでくれよ。ごきげんよう。