さて、前回でやっと愛と平和について書けましたので、次は『二人きりの午後』についてです。ところで、これを書いている今日は終戦記念日です。世界が平和でありますように。もっと平和になりますように。静かに暮らせますように。そして、あなたが幸せでありますように。あ、早速の脱線で申し訳ございません。でもまあ、僕の文章っていつもこんな感じだよね。喋る時もきっとそうなんだろうけどさ。
『二人きりの午後』のテーマはストレートに「失恋」とか「喪失」とか、そういったわりかし僕の得意としているジャンルの曲ですね。こういうテーマの曲は巷に腐るほどあるので、僕が今更書く必要なんて全くないのですが、どうしても自分の今の気分にぴったりの曲、悲しみを癒すのに、或いは悲しみを増幅して落ちていくのにしっくりくるような曲がないので、仕方なく作ってしまうのです。因みに自分で書いた曲でも、昔に書いた曲だと、メンタリティが現在と異なる場合があるので、やはりしっくり来なくなってしまうことが多いです。その時はこれ以上に素敵な曲は書けないって思っても、そういう思いも更新されていくんですよ。そう、何が言いたいのかというと、特別な時間は短いってことですよ。ついて来れてる? 来れてなくてもいいけど。まあ、つまり、この曲には僕のお得意の刹那性が存分に発揮されているのではないでしょうかってこと。
この曲は七夕くらいの時期に作りました。これから夏になっていくのにどうしてこんな悲しい曲を作らなきゃいけないんだよって思いながら、たぶん8分くらいで作ってしまったのです。暗い曲ってすごくはやく作れるんですよね。うん、やはり僕はマイナーの申し子なんだろうな。この曲を書いたくらいの時期は、もうずーっと酒浸り。僕は普段はほとんどお酒を飲まないんですよ。月に一回飲むか飲まないか程度なんです。この時期は毎日、起きている時間のほとんどをウイスキーのストレートを飲んでました。ずっとベロベロ。少しでも素面なんかに戻りたくない。眠ってしまって、また起き抜けでぐびぐび飲まないと醒めちゃうから。荒れに荒れた生活をしていたわけですね。こんなことを書いていたからまたお酒が飲みたくなってしまって、ほろよいのもも味をぷしゅっとしてしまいました。僕はあんまり強くないんですけど、一回飲み始めると長いんですよね。十二時間とか飲んでしまって、本当に無駄な時間を過ごしてるような気分の日もあるんだけど、たまには仕方ないですよね。次回に続きます。