ゴールデンウィークが今年は長かったので、家でだらだらAmazonプライムで『内村さまぁ~ず』を観てたんですね。内Pの時からずーっとファンなので、やっぱり三人で番組をやってるのはすごく嬉しくて。当たり外れが大きくて、面白い回はゲラゲラ笑うんですけど、つまらない回も結構あったりして。のんびり観られるからいいんですけどね。無料だし(正確には無料じゃないけど月五百円くらいだし)。
内村さんが何かの企画トークで「この前、街でナンチャンって声掛けられて、もっと頑張ろうと思った」って話をしていたのを観て、内村さんのことが滅茶苦茶好きになったんですよね。僕はそれまで。どちらかというと大竹さんが好きだったんですが、やっぱりさまぁ~ずの二人が慕ってるだけあるなあ、と思ったわけです。他にもラジオで「熊本で子供に見つかって、内村リョウヘイだーって言われて、クソ、もっと売れるにはどうしたらいいんだ」って話していて、沢山のレギュラー番組を抱えていて、おそらくお金も沢山あるけど、それでもまだもっと売れたいんだなって素直に尊敬してしまって。ますます内村さんが好きになって、小説『金メダル男』を読みまして。これもまた読みやすい文章で、しっかりと面白いし切ないし、ちょっと泣けるし。だいたいあんなにテレビ出てるのに、収録が午後からだから午前中を使って執筆したと後書きに書いてあって。他にもここ数年は『内村文化祭』という一人舞台を毎年やっていて、それのネタを書くのも演出をするのもハードスケジュールの合間を縫って頑張ってるんだなあ、と。後書き読みながらウルウルきちゃって。僕も頑張ろうと、もっともっと努力しようと思ったわけです。
何年か前には映画監督をしていたし、その映画に出演もしていたし、脚本も書いてるし、本当に化け物ですよ、内村さん。紅白の司会も二年連続でやっているし、ゴールデン番組の司会も長く続いてるし、国民的司会者といえば内村さんって言っても過言ではないくらいの有名人が、ずーっと変わらないスタンスでコントを作り続けていることも、本当に素敵だし尊敬以外の他の感情がない。まさにプロフェッショナルですよね。それでいて穏やかな人柄で、僕もあんな風になりたいと心から思ったのでした。そんな最高の内村さんが、声を張らなかったり、笑いを取りにいかなかったり、ゴールデンの番組に比べて、消極的にやってる内村さまぁ~ずがなんとも言えず僕には心地良いのです。ああ、イッテQでは見せない俺たちだけのウッチャンだって感じで。ご機嫌よう。