完全にコラム書き溜めモードに突入しております。今週はもう印刷業者に新しいアルバムを納品している頃なんじゃないでしょうか。そう、我々は6曲入りミニアルバムを作り終えたのです。終わってほっとしたような、もっとずっとやっていたかったような、とにかく僕はスタジオに缶詰めになって作業するのがやっぱり大好きなんだなあ。

 少し前のコラムでチョコミントフラッペにハマってる話を書いたのですが、コンビニのを何回か飲んだら、やっぱりどうしてもスターバックスのフラペチーノを飲みたくなって、買いに行ったんですね。スタバといえばお洒落なイメージで僕のような人間の行くところではないって感じがしてお店に入ると緊張してしまうんですが、勇気を出してレコーディングスタジオの近所のスタバで「ダークモカチップフラペチーノ」を注文しました。恥ずかしいんですよ、この長いメニューを口に出して言うの。慣れてない感じがするのも恥ずかしいし、スムーズに注文して「慣れてますよ、僕お洒落ですよ、スタバに馴染んでますよ」みたいになるのも恥ずかしい。ちなみに僕はベンティサイズ(一番デカい)を買うんですが、店員さんに「お前そんな飲むんかい」って思われてるかどうか気になりますね。

 スタバには呪文と言われる注文方法があって、Twitterなんかで拡散されてるんですが、メニューをより美味しくカスタム出来るんですね。「クリーム多め」とか「チョコチップ多め」とかそんな感じで。僕はどうしてもそれをやってみたくて、スマホアプリでスタバ呪文が分かるヤツをダウンロードして、より美味しいダークモカチップフラペチーノを飲もうとしていたのです。呪文アプリの言う通りに注文しようとすると「ダークモカチップフラペチーノベンティチョコチップ多めパウダー多め」らしいのですが、とてもじゃないけど恥ずかしくて頼めない。僕は諦めながらレジに並んでたんですが、早朝でお店が空いていたので、店員さんに「あの、ちょっと甘くしたいんですけど」ってお願いしたら、バニラシロップを追加してくれました。僕の呪文は「ダークモカチップフラペチーノベンティサイズバニラシロップ多めに追加」ってことになりました。ちなみに他の店舗で同じものを注文したら、綺麗なお姉さんが作ってくれて、渡してくれる時に「バニラシロップ美味しそうですね、楽しんでいってらっしゃいませ」と言ってくれました。僕は嬉しくて、やっぱり少し恥ずかしくて、そのスタバにはきっとしばらく行けないんだろうな。以上、僕だけの呪文の話でした。