そういえばまだ書いてなかったので書いておきますと、徒花プロジェクトのミニアルバム「ライ麦畑で抱き締めて」が12月20日(水)に全国流通することが決定しました。現在はアマゾンで予約できるようになっています。ライブ会場での手売り販売は始まっているのですが、まだ持ってないよって方は是非予約をお願いしますね。長く聴きこめるように丁寧に作りましたので。先週も真面目な内容になってしまったんですが今週も真面目な感じになってしまいそうです。悪しからず。
 音楽活動と一言に言いましても色んな活動があるんですよ。例えば、作曲するとか作詞するとか。これはもう分かりやすい音楽活動ですね。ライブをするとか、CDを作るとか、これも分かりやすいヤツですね。Twitterを更新するとか、コラムを書くとか、これはあんまり分かりやすくないですが、僕からすると音楽活動なのです。あとは何だろう、メールのやり取りとか、オーディションに応募するとか、お金の計算をするとか、本を読むとか、ダイエットするとか、走りこむとか、お洒落でいるとか、果ては休息まで音楽活動なんですよね。「ミュージシャン=駄目なヤツ」がみたいな風評がありますけど本当はどうなんでしょうね(笑)僕もまあ人として破綻してた時もあったようななかったような気もしますけど、そんなにぶっ飛んだ人に会ったことはないかな。売れている人ほどしっかりしていると思うし、謙虚だし人当たりがいいですよね。格上の人ほど腰が低いです。
 僕が言いたいのは音楽をするのなら、「準備を怠らない」というのが大切だということです。やはり、迂闊に人前に出てはいけないと思う。自分の出した音に責任を持たなければならないと思う。先週のコラムでも書いたように、出会いは一度しかないですからね。お客さんとの偶然を素晴らしいものにする為に、最低限こちら側(演奏家)が努力をするべきです。自分がお客さんとしてライブを観に行ったとして、演奏家がミスばかりだったら絶対しらけますもんね。僕はお金を頂くということにシビアでない音楽家が多いように思われるのです。実際問題、音楽家に求められるものって非常に多いと思います。曲が良い、詞が良い、歌唱力がある、バンドも演奏が上手い、みたいな基本的なことから、ビジュアルが良い、MCが面白い、ダンスが上手い、煽りが上手い、話すと気さく、Twitterやブログがマメ、スキャンダルがない…みたいな生活面まで多岐に渡りますよね。やれやれ、徒花プロジェクトは課題が多いな。しかも、こんなこと書いちゃうもんだから失敗できなくなっちゃったな。