先週のコラムで断捨離して部屋が綺麗になったと報告したわけなんですが、なんかもう既に汚くなり始めています。やはり部屋のサイズに対してモノの量が多いっていう根本的な問題を解決しなければいけないようです。ちょうど12月ですし、大掃除も頑張りたいと思います。さて、今週は悪夢を見たので皆さんにその内容を読んでもらおうと思います。
 僕とキーボード越智くん、ドラムス白倉くん、ギター谷口くん、所謂徒花アコースティック編成に結婚式での演奏オファーがあったんですよね。おお、久々だなあ結婚式で演奏するのはと暢気に会場に入りました。僕は人様の結婚式なのに何故か私服で、受付の方にも特にお叱りを受けずに中に通されてしまいました。楽屋にはバッチリタキシードで準備万端の面々。ステージの入り口から結婚式会場をこっそり覗くと既にバリバリ盛り上がっている。思い出すだけで冷や汗が出るくらいに盛り上がっているんですね。これはヤバい、迂闊な気持ちで人前に出ると絶対に失敗するっていう本能で急に僕は慌て始めるんですね。何の曲を唄うのかも何故か僕だけ知らない。普段は僕が何を唄うのか決めるのに何故か知らない。 慌て始める僕に、司会のお兄さんが「準備が出来たら中に入ってきてください。そのタイミングでこちらで進行しますよ」と言われました。会場は既に拍手が鳴り止まず、歓声に包まれている(一体、徒花プロジェクトの前の出し物は何だったのだろう?)。僕は一生懸命着替えているのに3分以上ワイシャツの袖が通らない。泣きそうになりながら着替えていると越智くんが「会場温まってるんで俺が盛り上げてきます」と言って一足先にステージに向かっていく。そしてピアノで何か演奏するのかと思いきや普段では見られないようなマイクパフォーマンス。しかも何を言っても滅茶苦茶盛り上がってる。散々マイクで盛り上げた後、越智君は鍵盤で「僕が唄おうと思った曲」をインストで演奏していました。お客さんから手拍子バッチリ来ていて、何ならお客さんがその曲を知ってて唄ってくれている。演奏が終わると、「お待たせいたしました、ドラム白倉敬造!、ギター谷口隆太!」とがんがん呼び込んでいく越智くん。楽屋から居なくなる2人。僕はワイシャツが未だに着られないまま右往左往、ズボンも穿いてない惨めな格好している。そして「ボーカル及川貴輝!」と呼び込まれ曲のイントロが始まる。マイクを持って楽屋に来る司会のお兄さん。何故か唄わずに漫談を開始する僕。がはっ。ここで目が覚めたんです。本当に汗びっしょりで目が覚めて小さな声で「んなわけない」って呟いたのです。普段は夢なんてあまり見ないのですが、今年1番の悪夢でしたよ。