今週は徒花プロジェクトの練習が二回ありまして、金曜日の夜は新しい活動の確認と、日曜日の朝は最近演奏していない曲の確認をする予定です。なんと、毎週末に更新していたこのコラムなのですが今回で1周年です。継続は力なりと言いますが、1年間で56本コラムを書いていて、約56000字書いているみたいですね。文庫本100ページくらいの量にはなったかな? CDのおまけに出来るまでは頑張って続けようと思うので、引き続きお付き合いくださればといった感じです。
 さて、今週末といえばやはり話題は選挙ではないでしょうか。僕は長らく自分の選挙権をドブに捨てていたのですが、最近になってようやく大人としての自覚を持つことが出来たのでしっかりと期日前投票に行って参りましたよ。昔だったら世の中に興味はなかったし、政治・経済にも疎くて諦観もありスルーしていたんですよね。現代は世の中の動きもとても速いし、まだまだ分からないことだらけなんですが、それでも少しずつ興味が湧いてきたわけです。正確に言えば、見過ごせないような状況が多々あるってことだと思うんですけど。政治だったら外交とか憲法のこととか、経済だったら税金のこととか、よりよく暮らしていく為にはしっかりと色々な情報を見定めなければいけないってことが少しずつ分かってきたのです。インターネットで調べただけなので、信憑性は分かりませんが(テレビや新聞が正確かどうかも甚だ怪しいけど)去年の選挙アンケートでは「支持政党なし38%」が最多だったようです。投票の列に並びながら「ああ、皆世の中を憂いているんだなあ」なんて思いながら各政党のマニフェストを読み比べたりしていました。若い人が選挙に行かないっていうのも一つの問題だと思うんですが、選挙なんて面倒臭い(日時が決まってたり、ネットで投票できなかったり)ですし、車で演説しているのがうるさいとか、チラシを渡してくるとか、好きなテレビ番組が潰れちゃうとか、結局誰が選ばれたってろくなことにならないだろうとか思ったりして、僕自身あんまり選挙にいいイメージがなかったんですね。実際に投票してみると、選挙特番を観たり情報を調べたりするのが楽しくなりますよね。自分と同じ考えの人がどれくらいいるのかも少しは分かるだろうしね。若者が搾取されない政策が出来るのを願います。あれ? 今週も真面目になってしまったな。ところで、音楽に政治を持ち込むなっていうのは無しね。ラテンもジャズもロックも恋愛もフィクションも政治も経済もギターもサックスも日本語も英語も、なんだって持ち込んでいいのが音楽ですから。