さて2018年も半月が経過してしまうわけですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか? 寒さが爆発していますので、どうぞ暖かくして過ごしてくださいね。年末年始は自分がライブだったり、桑田佳祐さんのライブを観に行ったりで実家で過ごすことなんてあまりなかったのですが、今年のお正月は奇跡的に実家で過ごせたので今週はそのことについて書いてみようかと思います。

 12月30日に実家に帰ったのですが、家族は皆大掃除中でした。夕方に帰ったので父に「夕飯はどうする? 洋食屋に行くかい?」と訊かれました。僕は地元の洋食屋に関する記憶がほぼないのでグランシェフ(小さい頃よく行ったイタリアンの店、父母はしつこいと言っていたが僕は好きだった)のことかなあ、なんて思っていたら、まだ僕の行ったことのないお店でした。僕は「いいよー」と返事をするもののあまりノッていないのです。というのも、やはり数か月ぶりに地元に帰ってきたら、昔によく食べていたお店とか、母のなんてことのない手料理が食べたいわけですよ。結局、その洋食屋さんは年末の為、営業していなくて僕の昔から大好きな「万来」の雷らーめんを食べに行くことになりました。もちろん、こっちはめちゃくちゃノッています。雷らーめんは味噌らーめんに特製のラー油が掛かった桐生市民のソウルフードでして、辛さは小・中・大を選ぶことができます。「万来」はチャーシューも滅茶苦茶美味しいので雷チャーシューめん中辛が食べたかったのですが、営業終了30分前(午後7時半)に店に到着したのでチャーシューが切れていて食べられなかったのです。とても残念だったのだけれど、念願の雷らーめんを食べて大満足。「万来」に行くと実家にもちょくちょく帰らなくちゃなあといった気持ちになるのです。

 午後8時には店が閉まっちゃうのかあ、早いなあと僕は思っていたんですが、よくよく考えてみるとこれが本来の姿ですよね。飲食店や小売店で働く人にも家族がいて年末があるわけですから、本当はどんどん早く帰って静かなお正月を迎えればいいのです。年末年始くらいゆっくりすればいいんだよなあ、なんて考えながら父の運転する車に乗っていたのです。今年はなんとなく静かなお正月のムードが漂っていたような気がします。年末年始は営業時間が短くなっていたりお休みの店が多かったり。そのお陰か家族で食卓を囲んだり、ゆっくりコーヒーを飲んだりして、お笑いを観て過ごすような年末になりました。ふふふ、ほぼ「万来」の話だったな。また来週。