今週は池袋ジャズフェスティバルに出演してきました。徒花プロジェクトは芸術劇場前ステージでの演奏だったのですが、非常に盛り上がりまして35分ほどのステージでは全然物足りず、もっとたくさん唄いたかったなあという気持ちでいっぱいでした。僕はどちらかというと緊張しやすいタイプの人間で、本番直前はいつも吐きそうになってるんですが、今回のライブでは勇気を出してテナーサックス寺田くんと手分けして演奏直前にポストカードを配ってみました。お客さんに嫌がられたら嫌だなあとか、邪魔になったらごめんなさいとか、色々考えこんでしまうんですが、やはりまずは行動あるのみってことでしょうか。意外と快く受け取ってもらえてとても嬉しかったし、何より最後まで聴いてくれた方が非常に多かったように思えます。これって、とても嬉しいことですよね。30分程とはいえ貴重なお時間を頂いているわけですから、せっかくなので全力で楽しんで頂きたいといつも思っています。

徒花プロジェクトのステージを観たことがある方はもうご存知かと思いますが、僕はお客さんの姿を滅茶苦茶見ています。あそこにノリノリの人がいるなあとか、カメラ構えてるなあとか、ね。最近では写真の人と動画の人のスマホの構え方の違いも分かるようになってきましたよ。顔の前でスマホを覗き込みながら撮ってるのは写真で、胸の前当たりでブレないように構えてる方は動画の方ですね。当たってるでしょ? 徒花プロジェクトは写真も動画も撮影して頂いて構いませんし、SNS等にアップして頂いて問題ないので、これからもバンバン写真撮って頂けたらと思います。

一曲目『徒花キャバレー』からずっとボルテージがずっと高くて、アドレナリン全開でした。僕、アルトサックス伊藤くん、テナーサックス寺田くん、ギター谷口くん、ベース恭世さんが横並びになった『ライ麦畑で抱き締めて』の間奏中が僕的には一番の見所だったかなあと思います。僕がパイプ椅子に乗っている写真をお持ちの方がいらっしゃったらTwitterなどにアップして頂ければと思います。これは個人的に見たいだけ。

 演奏終了後の物販も本当に沢山のCDを買って頂きました。ありがとうございます。我々のステージは物販席から遠くてご不便をお掛けしたかと思うのですが、物販席に列が出来ていたのが非常に印象的でした。本当はバンドの顔である僕が、演奏終了後にお客様の一人一人とお話しできたらベストなんですが、なかなか難しいので、是非気軽に話し掛けてもらえればと思います。また一緒に盛り上がりましょうね。ごきげんよう。